ワインやコーヒーのように味わう。武夷岩茶とは?特徴・味・香りをテイスティング視点で解説
ワインやコーヒーのように味わう。武夷岩茶とは?特徴・味・香りをテイスティング視点で解説
ワインには産地や品種によるテイスティングノートがあり、コーヒーには焙煎度や豆の産地による味の違いがあります。実は、中国茶の中でも「武夷岩茶(ぶいがんちゃ)」も同じように、産地・品種・焙煎によって驚くほど繊細な味の違いを楽しめるお茶です。
この記事では、武夷岩茶とはどんなお茶なのか、その特徴や味・香りを、ワインやコーヒーのテイスティングに近い視点からご紹介します。あわせて、中国福建省の茶農家と直接提携する高級中国茶ブランド「茗茶香(めいちゃこう)」もご紹介します。
目次
- 武夷岩茶とは:「産地が味を作る」お茶
- テイスティング視点で見る、岩茶の香りと味わい
- 「アフターテイスト」にあたる、岩茶の余韻(回甘)
- 品種というブドウ品種のような個性の違い
- 「茗茶香」の武夷岩茶で、自分だけのテイスティングを
武夷岩茶とは:「産地が味を作る」お茶
ワインの世界では「テロワール」という言葉があり、土壌や気候が味わいに大きく影響するとされています。武夷岩茶にも、これと似た考え方が当てはまります。中国福建省の武夷山という岩山地帯で育つ茶樹は、岩の隙間からミネラル分を吸収しながら成長し、その環境が茶葉の味わいに直接反映されるのです。
烏龍茶は発酵度合いによって味が変わるお茶ですが、武夷岩茶は比較的発酵度が高く、しっかりとした焙煎が加えられているのが特徴です。緑茶のような軽やかさよりも、コーヒーでいう中深煎りに近い、香ばしさとコクを持つ味わいに仕上がります。
テイスティング視点で見る、岩茶の香りと味わい
コーヒーのテイスティングでは、香り・酸味・苦味・コクといった要素を分けて評価しますが、武夷岩茶にも似たような味わいの構成要素があります。まず立ち上る香りは、焙煎由来の香ばしさと、品種によって異なる花や果実を思わせる華やかさが重なり合います。
口に含んだ瞬間に感じるのは、岩場由来のミネラル感。ワインでいう「ミネラル感のある白ワイン」に近いニュアンスを想像すると、イメージしやすいかもしれません。そこに焙煎の香ばしさが加わり、複雑で奥行きのある味わいが生まれます。この「香り」「ミネラル感」「焙煎香」の3層構造こそが、武夷岩茶を特徴づける味わいの骨格だといえるでしょう。
「アフターテイスト」にあたる、岩茶の余韻(回甘)
ワインテイスティングでは、飲み込んだ後に残る余韻を「フィニッシュ」と呼び、その長さや質が評価の重要な要素になります。武夷岩茶にも同じように、飲み込んだ後の余韻を楽しむ文化があり、これを中国茶の世界では「回甘(かいかん)」と呼びます。
口の中に残っていた香ばしさが徐々に消えていく中で、じんわりと甘みが戻ってくる感覚。これは他の烏龍茶や紅茶ではあまり感じられない、武夷岩茶ならではの体験です。ワインのフィニッシュを楽しむように、飲み込んだ後の数十秒をゆっくり味わうことで、武夷岩茶の魅力をより深く感じることができます。
品種というブドウ品種のような個性の違い
ワインがブドウの品種によって味わいが大きく変わるように、武夷岩茶も茶葉の品種によって個性がはっきりと分かれます。代表的な品種として、芳醇で複雑な香りを持つ最高級品種「大紅袍」、華やかでフルーティーな「黄玫瑰」、上品な甘みが持ち味の「水仙」、清涼感のある「坑澗」が挙げられます。
例えるなら、大紅袍はコクのある赤ワイン、黄玫瑰は香り高い白ワインのような立ち位置。同じ産地で育った茶葉でも、品種が変わるだけでこれほど異なる個性が生まれるのは、武夷岩茶ならではの奥深さだといえます。
「茗茶香」の武夷岩茶で、自分だけのテイスティングを
茗茶香(MEICHAKO)は、中国福建省の茶農家と直接提携し、中間流通を極力省いた高品質な武夷岩茶をお届けする通販ブランドです。ブランドの根底には「茗揚四海 茶和天下」という理念があり、一杯のお茶を通じて穏やかなひとときを届けることを大切にしています。
大紅袍・黄玫瑰・水仙・坑澗という4品種を、茶葉・ドリップバッグ・ボトルティーとシーンに合わせて選べる形で展開しており、急須がなくてもカップにセットしてお湯を注ぐだけで本格的な味わいを楽しめます。ワインやコーヒーのテイスティングを楽しむように、香り・ミネラル感・余韻という3つの視点で飲み比べてみると、これまでとは違う中国茶の楽しみ方が見えてくるはずです。
まずは商品ページから、茗茶香の武夷岩茶をチェックしてみてください。